血圧計に表示される『最高血圧』とは
心臓が血液を送り出すために心臓の筋肉をギュッと収縮させた時のことで
(収縮期の血圧) (最大血圧) (最高血圧)
などと言われます。
また、
血圧計に表示される『最低血圧』とは
心臓の筋肉が最も広がった時の圧力のことで
(拡張期の血圧) (最小血圧) (最低血圧)
などと言われます。
【血圧〜(家庭内血圧)】
▶基準値 収縮期:135以下
拡張期: 85以下
※一般に家庭での測定値は、病院よりも低めになります。
そのため基準値も少し低く設定されています。
※血圧測定のポイントは、こちらをクリック☝ (blog:健診結果で気になることはありませんか?)
【血圧を上げる要因】
血圧は、様々な要因によって上がります
①食塩
食塩(塩化ナトリウム)をとり過ぎると、血液中にナトリウムがたまります。
ナトリウムがたまると、水分を蓄えてナトリウム濃度を調節しようとする働きにより、循環血流量が増加して、血圧が上がります。
→blog:減塩のお話 ☝
②肥満
肥満は高血圧の大きな危険因子であることが明らかになっています。
特に、内臓脂肪型肥満は血圧上昇と関連が深く、減量すると血圧が下がるという報告があります。
また、心臓から送られる血液の量は体重に比例して増加するため、肥満は心臓にも負担がかかります。
③飲酒
過度の飲酒は血圧を上昇させます。
④喫煙
喫煙は血圧を上げる作用があります。
さらに動脈硬化も進行させるので、狭心症や心筋梗塞のリスクも高まります。
⑤ストレス
ストレスは血圧を一時的に上昇させます。
ストレスが繰り返されると、交感神経の緊張状態が続いて血管は収縮し、血圧は高い状態を持続するようになります。
高血圧が気になる方は、ぜひ一度、診察をご予約ください。
また、上記【血圧を上げる要因】に該当するものがないか、生活習慣を見直してみるのも大切です。
ぜひお試し下さい。
健診の結果で気になることがある場合、
また、数値は基準値内であっても自覚症状がある場合は、一度ご相談ください。
【診察のご予約】
☎ :03-4400-4856
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