◎塩分を摂りすぎるとどうなるの?◎
塩分のとりすぎると。。。
→ 血液中の水分を増やすことでナトリウム濃度を維持しようとする
→ 血圧の上昇(高血圧)
→ 高血圧が続くと動脈硬化の原因となる
→ 心筋梗塞・脳卒中のリスクが高まる
◎1日に必要な塩分量は?◎
【厚生労働省が推奨している 日本人の食塩摂取量の目標値】
・男性:8g/日未満
・女性:7g/日未満
(日本人の食事摂取基準 2015 年版)
【日本高血圧学会による 高血圧患者さんの減塩目標】
・男女とも:6g/日未満
(高血圧治療ガイドライン 2014)
◎減塩のポイント◎
①新鮮な食事を選ぶ
素材そのものの風味や旨味により、塩分は少なくて済みます。
②酸味を利用する
レモン・ゆずなどの柑橘類や、酢・黒酢などの酸味を使って味に変化を。
③香味野菜・香辛料を使う
にんにく・生姜・唐辛子・カレー粉などを上手に使い、味にメリハリ。
④だしをきかせる
自分でかつお節やこんぶ・煮干しで濃いめのだしをとって風味をUP。
⑤焦げ目をつける
ほどよい焦げで香ばしさUP。
⑥油を使う
天ぷら・フライ・ムニエルなどは減塩でも美味しく食べられます。
味付けにはレモンや天つゆなどを利用しましょう(油のとりすぎには注意)
⑦しょうゆ・ソースはかけずに少量をつけて食べる
ボトルから直接かけると、うっかりかけすぎてしまう場合も。。。
小皿などに別に用意し、少量ずつつけて食べましょう。
⑧味付けは重点的に
少ない塩分をいくつかの料理に分散するより、一品にしっかりと味をつけると 献立全体のアクセントに。
⑨見えない塩分に注意
ちくわ や かまぼこ 等の練り物や、ハム等の加工品には塩が使われています。
⑩麺類の汁は残す
麺類の塩分は、およそ一杯 3~7g あります。
麺・・・約1g。残りは汁と具に含まれます。
ラーメン・そば・うどん等の美味しいスープもグッと我慢で。
⑪食品の塩分が Na(ナトリウム) 表示の場合は、食塩は 約2.5 倍
塩分表示がなくても、ナトリウム量のチェックをお忘れなく。
ナトリウム(mg)×2.54÷1000=食塩相当量(g)
計算式はちょっと。。。という場合は
こちら⇒⇒ナトリウム量 約400mg=塩分 約1g
◎食品に含まれる塩分量は?◎
健診の結果で気になることがある場合、
また、数値は基準値内であっても自覚症状がある場合は、一度ご相談ください。
【診察のご予約】
☎ :03-4400-4856
web:https://www.oimachiclinic.com/onlinereservationform
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